法定離婚原因「悪意の遺棄」

離婚裁判では様々な問題についてお互いの意見を述べ裁判官が判決を下す訳ですが、その中には法律で定められている法定離婚原因に該当する為に裁判離婚となるケースも少なくはありません。これは法律の観点から見ても明らかに離婚をせざるを得ない原因と判断される物で、様々な原因が記載されていますがその中に悪意の遺棄と言う項目が有ります。

一見悪意の遺棄と言われても何の事か分からない人も多いかと思われますが、この場合に該当する物をあげると例えば家事や育児の放棄や他人を使って配偶者に浮気をさせるとか何日にもわたり理由も無く家に帰らない等様々有ります。あと変わった例としては生活費は家に入れさせて夫は家に入れなかったり、家に入れても食事を作らなかったり夫を家に居づらくさせる雰囲気を作り夫を家から追い出す手法を使う女性もいます。

そして夫から離婚を切り出しても生活費確保の為に離婚をしない様な悪質な例や他にも様々なケースが有り、弁護士事務所に相談に来る人も少なくは有りません。この様に悪意を持ってこの様な行動に出ている場合は離婚裁判で悪意の遺棄が認められる事も有りますので、受けた側は泣き寝入りせずに弁護士に相談する等の対策が必要です。